戸建リノベーション


I・REIFシリーズ.01「Antares」


 「過ごす」空間以外は極力排し、寝室とLDKだけを残した住まい。最も長い時間を過ごすリビングはこの開放感。

 素朴で目立ちにくい外観とのギャップも特徴の一つ。

1LDK。
寝室とリビングと水周りだけ。
住まうお客様を選ぶ、この間取り。

居住空間の明るさ、快適性を追及、
部屋も廊下も壁も少なくなり、実現したのは

「どこにいても明るい」
「狭くないコンパクト」

ゆったりとした日常を過ごす、
オトナ向けの住まいとなりました。


 今回は引き戸による可変式リビング。十分な広さのリビングを更に広く使うかは暮らす人次第。
 不要な間仕切りを取り払うことで、建具や床の色を落としても明るい住まいに。

部屋が増えれば間仕切りが増え、
それに伴い、風や光が通らなくなるのが、家。

今回も大胆に間仕切りを取り払い、
シンプルな間取りにしたことで
“体感の広さ”を大きく向上。

ウォークインクローゼットは
室内干しスペースに隣接し、実用性充分。

穏やかで落ち着いた雰囲気は、
街中から少し離れた立地に合わせました。


 クローゼットではよく使われている折戸。それによって実現した可変式リビング。「壁&ドア」にはない自由。
 壁や天井のクロスではなく、ドアをアクセントにしたのも新しい試み。

限られた面積の中で

自由度を高く。

 

開いてリビングを広げるのか、

閉じて居室を増やすのか。

「4枚の折戸」がもたらすのは

住み方の選択肢。

 

そこに居る人に合わせる

柔軟さ”を持った住まいとして

仕上げられました。



 リビングをL字に大きく広げたことで動線を改善。元々あった木製建具の風合いを生かしながら全体を手入れ。屋根裏の収納もポイントです。

木。その最大の特徴は、

金属やプラスチックとは違った

「経年変化による味わい」。

 

木製サッシや建具が洒落ていた住居。

まだまだ使えるそれらを残しながら、

新しいものをどう調和させるか。

 

これまでとはやや趣の異なる試み。

 

建具の醸す印象の大きさ

それを感じて頂ける住まいになりました。



 半外半内である土間は住む人によって使い方が大きく変わる空間。存在感のある薪ストーブとの相性も抜群。和室を改装したガレージも必見。

全て和室の大きな平屋。

独立性のない連続した部屋。

 

居住空間を思い切って減らすことで

2つの効果を発現。

 

インナーガレージと、

薪ストーブを鎮座させる土間。

 

外と内を繋げる2つの空間は

”平面の広さ”をより感じさせます。



 リビングとサンルームから出入りできるウッドデッキ!室内はカウンター・収納を新設。間仕切りを増やしてプライバシーに配慮した間取りに。

収納がない。

他の部屋を通らないといけない。
そんな点を劇変させて
こその

“リノベーション”

 

収納・採光・プライバシー。

サンルームの役割が住みやすさを
大きく改善。

 

ライフスタイルに幅を持たせる

ウッドデッキは敷地の活用にも。



 壁を取り払い、キッチンを開放。リビングと一体感のある明るいカウンターに。更に見えない収納を確保するため、壁を作りパントリーを新設。

現代的なキッチンとは、

明るさ、広さ、収納力がポイント。

 

南からの光を遮る”障壁”を除去し、明るさと広さを。

余剰空間に”防壁”を設置し、

収納力を。

 

3つのポイントはもちろん、

「キッチンに立つ人の快適さ」を

追求しました。



 建具は全て木製品で新調。

 吸湿性に優れた「和紙クロス」を採用し、豊富なカラーでアクセントとしても活用できました。

街から離れすぎないけれど、

穏やかな住環境。

そして、20坪弱の面積。

 

細かく仕切られた4Kを、

「おひとりさま」向けの1LDKに

大胆改造。

 

木の温もりを感じられる、

ログハウステイストに

仕上げました。



 1階と2階を大胆に繋げた吹き抜け。開放感を大事にして、壁ではなく木の柵を使用。壊れていた階段手摺りも合わせました。

記念すべき最初の事業。

「引き算の発想」から生まれた

吹抜けが特徴。

 

 カウンター、洗面台、階段や

WICまで、大工さんによる

造作もポイント。

 床壁天井水回りに間取り変更!

 

まるっと変身させた、

the renovation です。